2025/04/01 13:03

エラスチンはコラーゲンと同様に、肌のハリや弾力を保つために必要なタンパク質の一種です。


「美肌にはコラーゲン」というイメージがありますが、コラーゲンとエラスチンはどちらも、美肌にも健康維持にも欠かせない成分です。


目次

 エラスチンとは

 コラーゲンとの違い

 エラスチンの効果

 まとめ


 エラスチンとは

エラスチンは弾力性のある線維状のタンパク質です。皮膚ではコラーゲンと同じ真皮に存在しており、コラーゲン同士をつなぎ合わせるような役割があります。

皮膚の他にも血管や靱帯、肺、子宮など、弾力性や伸縮性が必要な組織に存在しており、量的にはコラーゲンよりもずっと少量で重要な役割を果たしています。

エラスチンは現在までなかなか研究が進んできませんでしたが、徐々に化粧品やサプリメントなども開発されつつあります。

食品では牛すじ、軟骨、照りの手羽先などに多く含まれています。


 コラーゲンとの違い

コラーゲンもエラスチンも線維状のタンパク質です。コラーゲンは三重らせん構造で伸び縮みせず、強度のある線維状のタンパク質です。

エラスチンは網目状の構造で、しなやかで伸縮性があり、ゴムのように伸びても元に戻る性質があります。

コラーゲンはいろいろな要因で減少しますが、体内で生成することができます。

一方、エラスチンは幼少期までに生成された後は、ゆっくりと減少していきます。

分解されにくく耐久性がありますが、再生は難しいと考えられています。

コラーゲンもエラスチンも加齢や紫外線などの影響によって変性・減少するため、肌の弾力やハリがなくなり、しわやたるみの原因となります。


 エラスチンの効果

・肌のハリや弾力を保つ

 エラスチンはコラーゲンとともに皮膚の真皮層に存在しています。コラーゲンよりも量は少ないですが、エラスチンがコラーゲン同士をつなぎ、網目状の構造を作っています。

この網目状の構造がしっかりとしていることで、その間に水分が保持され、肌のハリや弾力が保たれます。


・動脈硬化の予防

 エラスチンは心臓や血管にも存在し、弾力を保つ働きがあります。エラスチンの減少によって血管の柔軟性が失われると動脈硬化が起こり、

心筋梗塞や脳血栓などを引き起こす可能性もあります。


・靱帯の機能を正常に保つ

 靱帯は骨と骨をつないで関節を形作り、関節の動きを調節する働きがあります。

靱帯にはコラーゲンとエラスチンが多く存在していて伸縮性を保っていますが、特にエラスチンは安定した関節の動きにも重要です。


 まとめ

エラスチンは繊維状のタンパク質で、体内では弾力や伸縮性を保つ働きがあります。

皮膚や血管、靱帯、内臓などにコラーゲンとともに存在しており、柔軟性を維持しています。

比較的分解されにくく耐性がありますが、加齢や紫外線などの影響により変性・減少し、一度損傷したエラスチンは再生が難しいと考えられています。

エラスチンもコラーゲンと同様に美肌や健康維持に重要な成分です。

エラスチンを食品から経口摂取した場合の効果については、現在までのところ明確にはわかっていませんが、意識的に摂ることで良い影響が得られるかもしれません。